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PDF 黒塗り 方法:見せかけでなく情報を完全に削除する手順

PDF Toucan editorial team · 最終更新日: 2026年9月20日 · 読了時間 約11分

PDF 黒塗り 方法:見せかけでなく情報を完全に削除する手順

「PDF 黒塗り 方法」を調べるときは、黒い図形を重ねるのではなく、元の文字・画像を出力PDFから削除する処理を選ぶことが重要です。PDFを黒塗りでは、範囲指定や語句検索で対象をマークし、処理後に検索・コピー・目視で残存情報がないか確認できます。

PDFの黒塗りで、黒い四角を重ねるだけでは不十分なのはなぜですか?

PDFは単なるページ画像ではなく、文字、画像、フォント、図形、注釈などを別々の要素として保持できるファイル形式です。文字の上に黒い長方形やマーカーを追加しても、下にある文字データ自体は残ることがあります。

見た目だけを隠す方法と、情報を削除する黒塗り処理には、次の違いがあります。

方法元データの扱い共有前の判断
黒い図形・注釈を重ねる背後の文字や画像が残ることがある不十分
白い図形・白文字にする見えなくなるだけで残ることがある不十分
ページをトリミングする表示外にした内容が残ることがある不十分
黒塗り処理を実行するマークした詳細を出力ファイルから恒久的に削除する実行後の確認が必要

たとえば、図形を重ねただけのPDFでは、受信者が黒塗り部分をドラッグして文字を選択・コピーしたり、文書内検索をしたりすると、氏名、メールアドレス、番号が取得できるおそれがあります。注釈を削除できるPDFビューアやテキスト抽出機能で、元の情報が見える場合もあります。

パスワード保護も黒塗りの代わりにはなりません。パスワードは「誰がPDFを開けるか」を制御するもので、文書内に残った個人情報を削除する機能ではありません。

PDFを安全に黒塗りする方法は?

PDF Toucanの黒塗り処理はブラウザ内で実行され、PDFファイルはアップロードされません。黒塗りツールは一度に1つのPDFを扱います。

  1. PDFを黒塗りを開き、**「PDFファイルを選択」**を選んでPDFを指定します。PDFはページ上の任意の場所へドラッグ&ドロップするか、貼り付けることもできます。
  2. ページが表示されたら、隠したい文字、数字、画像の上をドラッグして範囲を指定します。
  3. スマートフォンやタブレットでは、**「With your finger」「Draw area」に切り替え、指で範囲を描画します。ページを動かすときは「Scroll」**に切り替えます。
  4. **「Marked areas」で、マークした場所とページ番号を確認します。誤った範囲は「Remove mark」**で削除します。何も指定していない場合は「Nothing is marked yet」と表示され、削除対象はありません。
  5. PCでは、選択中の範囲を矢印キーで移動できます。Alt+矢印キーでサイズを変更し、Deleteキーで削除できます。文字や数字の端が残らないよう、範囲は少し余裕を持って指定します。
  6. 必要な範囲をすべて確認してから、**「黒塗り」**を選びます。マークした詳細はファイルから恒久的に削除され、該当ページは画像になります。

黒塗り後に該当ページが画像になるため、そのページの文字は選択や検索ができなくなります。内容やページ数によってはファイルサイズが増えることがあります。メール添付用に容量を抑えたい場合は、確認済みの完成版をcompressで圧縮する方法を検討してください。アカウント登録、透かし、ブラウザツールの日次制限はありません。

氏名、ID番号、IBAN、メールアドレスを自動検出できますか?

文字レイヤーを含むPDFでは、手動の範囲指定と検索を組み合わせると見落としを減らせます。

  1. 氏名、会社名、住所の一部、案件番号など任意の語句は、**「Search for words」「Word to redact」**に入力します。
  2. **「Add」**を選ぶと、一致する語句を黒塗り候補としてマークできます。姓と名、旧字体と新字体、会社名の略称など、表記が異なる可能性がある語句は別々に追加します。
  3. **「Find automatically」**では、Turkish ID number、IBAN、Email、Phone、License plateを検出対象として選べます。
  4. 検出後は必ず**「Marked areas」で各マークを確認し、不要な候補は「Remove mark」**で外します。

自動検出は最終判定ではありません。改行で分断された番号、独自の区切り記号を使う電話番号、画像・印影・署名欄・埋め込みスクリーンショット内の文字は検出できないことがあります。反対に、短い氏名や一般的な語句は、関係のない箇所まで一致する可能性があります。

日本のマイナンバー、漢字氏名、住所、顧客番号、社内管理番号は、検索語を追加したうえで目視確認してください。ヘッダー、フッター、透かし、余白の手書きメモ、バーコード、QRコードも確認対象です。

スキャンPDFで自動検索できない場合はどうしますか?

スキャンPDFはページを画像として保存しており、検索可能な文字データが入っていない場合があります。このときは「This document has no text (it may be a scan). Automatic search cannot work; draw the areas to redact on the page.」または「The text of this file could not be searched.」と表示されます。

自動検索ができない場合は、次の手順で全ページを手動確認します。

  1. 最初から最後までページを順番に確認します。記憶しているページだけを開くと、繰り返し記載された氏名や番号を見落としやすくなります。
  2. 氏名、住所、顔写真、署名、口座情報、本人確認書類の画像、日付、管理番号を見つけるたびにドラッグして範囲指定します。
  3. 各範囲を拡大し、文字の端、数字の最後の桁、写真や署名の輪郭が残っていないか確認します。
  4. 帳票のヘッダーやフッターなど、同じ情報が全ページに出ていないか確認します。
  5. すべてのマークを見直してから**「黒塗り」**を実行します。

「No text on this page, select the area by hand」と表示されるページだけに文字レイヤーがない場合もあります。検索可能なページだけで完了と判断せず、PDF全体を確認してください。

黒塗り後に、文字や画像が本当に消えたか確認するには?

提出・送信前は、元ファイルではなく、黒塗り後に出力されたPDFを検証します。実行前の見直しと実行後の検証を分けることが大切です。

  1. 完成したPDFをいったん閉じ、別のPDFビューアまたは別のブラウザで開き直します。
  2. 黒塗り箇所とその周辺を拡大し、文字、数字、写真、署名の一部が端に残っていないか、ページごとに確認します。
  3. 文書内検索で、伏せた氏名、メールアドレス、電話番号、番号の一部を検索します。検索結果が残っていれば、未処理の出現箇所を確認します。
  4. 黒塗り箇所の上や周辺をドラッグし、文字を選択できないか確認します。コピーしてテキストエディタに貼り付け、伏せた内容が出ないことも確認します。
  5. **「More options」「Clear document details (title, author)」**を有効にします。この設定では、タイトル、作成者、件名、キーワードの文書プロパティが削除されます。
  6. 確認済みの出力PDFだけを共有し、元のPDFは別の保管場所に残します。

黒塗りしたページは画像になるため、そのページにあった元の語句は検索できない状態になります。一方で、黒塗りしていない別ページに同じ語句が残っていれば検索にヒットします。この違いを利用して、文書全体の指定漏れを確認します。

黒塗り後にパスワードも設定したほうがよいですか?

黒塗りは不要な情報を削除する処理、パスワード保護は残す情報へのアクセスを制限する処理です。機密性のあるPDFをメール送付する場合は、黒塗りと検証を済ませた後に暗号化を追加できます。

  1. 黒塗り済みPDFをPDFを保護で開き、**「PDFファイルを選択」**を選びます。このツールでは複数のPDFを追加できます。
  2. **「Password」**と確認用の入力欄に同じ開封パスワードを入力します。パスワードは6文字以上が必要です。
  3. 8文字以上にし、英大文字・数字・記号を組み合わせた長い文字列を使うことを検討します。
  4. 必要に応じて**「More options」**で、印刷、コピー、変更を許可するか設定します。
  5. **「PDFを暗号化」**を選びます。処理はブラウザ内で行われ、AES-256で暗号化されます。

開封パスワードを忘れるとファイルを開けません。安全な別経路で保管してください。また、正しいパスワードを知る受信者は内容を閲覧できます。印刷やコピーの許可設定も、黒塗りしていない個人情報を削除する代わりにはなりません。

PDFに黒い四角を重ねれば、文字はコピーされませんか?

コピーされないとは限りません。黒い四角が注釈や図形として追加されただけなら、その下の文字データは残る場合があります。別のビューアで選択、検索、コピーすると、隠した内容が取得できるおそれがあります。削除処理を実行してください。

PDF Toucanの黒塗りは、元の文字や画像を本当に削除しますか?

マークしてから**「黒塗り」**を実行すると、対象の詳細は出力ファイルから恒久的に削除されます。該当ページは画像になります。ただし、指定していない情報までは削除されないため、実行前後に全ページを確認してください。

スキャンしたPDFでも氏名や番号を自動で黒塗りできますか?

文字レイヤーがないスキャンPDFでは、自動検索は使えません。画像内の氏名、番号、署名などをページごとに目視し、ドラッグして手動指定します。検索可能なPDFでも、画像内の情報や手書き文字は手動確認が必要です。

黒塗りしたPDFで、元の文字が残っていないか確認する方法は?

出力PDFを別のビューアで開き、元の氏名や番号を検索します。黒塗り部分の周辺で文字選択・コピーも試してください。さらにページを拡大して端の文字や画像を確認し、同じ情報が別ページに残っていないか調べます。

黒塗りしたPDFにパスワードを設定する必要はありますか?

必須ではありませんが、送付先以外に見られたくないPDFでは有用です。ただし、パスワードはアクセス制限であり、情報削除ではありません。先に黒塗りと検証を済ませ、その後に必要に応じて暗号化を追加してください。

オンラインでPDFを黒塗りする方法
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